JAPAN DRONE LEAGUE 2022 Round3 Result

国内ドローンレース公式戦第三戦、北海道での高速バトル!

JAPAN DRONE LEAGUE(以下JDL) 2022 Round3が、2022年6月19日(日)にチュプチニカ(北海道夕張郡)で行われました。第三戦のJAPRADAR®所属選手の結果は果たして!?

JDL Round3 in チュプチニカは第二戦と比べ直線が多めなコースで最大の特徴はゴール直前の360度ターンになる。華麗にターンを決め、直線でしっかりスピードを出せるかが見どころだ。今回TEAM JAPRADAR及びCLUB JAPRADARの所属選手で本戦となる準決勝まで勝ち進んだのは、前回と同様プロクラスの岡貴司選手、上関桜雅選手、上関風雅選手、川田和輝選手、高野奏多選手(五十音順)の計5名。

 まず準決勝の様子を簡単に振り返る。1組目は高野選手と岡選手との対決。岡選手は今回も大きなミスはなくラップタイム16秒台と好タイムでしたが、高野選手が14.882秒と差を見せつけ勝ち進みました。2組目は川田選手と桜雅選手の対決。桜雅選手はスタートダッシュで失敗し一時落下、なんとか復帰するも2周目にゲートに激突し再起不能、川田選手はラップタイム15秒台の安定した飛びで第2戦の雪辱を果たし決勝進出。3組目は風雅選手の挑戦。このバトルは実況の高橋氏(JDL代表理事)も「見どころがあった」レースと唸る程で全員が14秒〜15秒前半を叩き出す、まさに目の覚めるようなハイスピードバトルであった。風雅選手は2着で惜しくも準決勝敗退した。

 決勝に勝ち上がったのは高野選手と川田選手。JDLでは準決勝までの1発勝負とは異なり、決勝は3回勝負のポイント制となる。まず第1ヒート。各選手ほぼ14秒台でドローンカメラに前を行く機体が映り込む程の近距離で数秒を争う激しいバトルがいきなり繰り広げられ、2着の高野選手が3ポイント、3着の川田選手が1ポイントを獲得した。
 第2ヒートはスタート直後にゲート付近でお互いの機体が軽く空中接触、墜落は免れたがトップに大きく差をつけられる。怒涛の追い上げを見せる二人であったが結局逆転することはできず高野選手が2着で3ポイント、川田選手が3着で1ポイントを獲得した。
 ラストとなる第3ヒートも第1ヒート同様接戦で手に汗握るレース展開に。トップランカーのぶつかり合いは苛烈で迫力であった。レースの結果は高野選手は1着で5ポイント合計11ポイントで2位。ラップタイム14.096秒とこの日最速の飛びを見せ最後に意地を見せた。川田選手は3着で1ポイント合計3ポイントで3位であった。
試合後、高野選手は決勝を振り返り「めっちゃ悔しい!」と一言。川田選手は「(3位だったけれど)これまで決勝でクラッシュすることが多かったので、今回ノーミスで完走できたので良かったです」とコメント。第4戦の宮崎に向けて各選手の士気は高い。

今回プロクラスで2位の高野奏多選手。親子揃っての決めポーズ。

JAPAN DRONE LEAGUE 2022 Round3の詳しい結果やレース動画は以下のリンクから。
https://www.japandroneleague.com/2022-league/Round3_2022

2022年度JDL第3戦in北海道
ドローンレーシングチーム「JAPRADAR®」及び「CLUB JAPRADAR」所属選手の戦績は以下の通り。

■PROクラス 
2位:高野 奏多
3位:川田 和輝
4位:上関 風雅
5位:上関 桜雅
9位:岡 貴司

■EXPERT CLASS 
■OPEN CLASS
該当者なし

※各クラス上位9位までの戦績になります。