ワールドゲームズ2022閉幕!ドローンレース結果報告

上関風雅選手が6位と健闘!世界と繰り広げた真剣勝負の軌跡

アラバマ州到着時のドローンレース日本代表選手団

 2022年7月7日(木)から開催されたワールドゲームズ2022も10日間の戦いを終え7月17日(日)に無事閉幕しました。7日にProtective Stadiumで行われた開会式では100を超える地域・国の選手団が次々と入場、開催国のアメリカやウクライナの選手団が入場すると大歓声が沸き起こり今大会の盛り上がりが伺えました。日本選手団が入場する場面では「上関風雅選手は今大会の最年少参加選手(意訳)」と実況解説の方に紹介されていました。その後バーミングハム市のランドール市長やIWGAのホセ・ペレルナ会長からの挨拶があり、開会式は後半へ。アメリカを代表するアーティストたちのパフォーマンスあり、昨年の東京オリンピックでも話題になった夜空を彩るドローンショーありと、まさに国際スポーツイベントといった華やかさがありました。

 ドローンレース競技は7月8日(金)に機体のレギュレーションやルール説明などがあり、7月9日(土)には予選が、7月10日(日)には本戦がProtective Stadiumで行われました。コースはトラック内だけに留まらず、スタジアム席をも使ったダイナミックなコースで、31名の選手が競技に臨みました。日本のレース環境との違いにも臆せず即応した風雅選手は予選を9位で通過、本戦では持ち前のテクニックで1回戦、2回戦を順調に勝ち進みました。そして波乱のレース展開だった準々決勝。フランス代表のKillian選手(今大会ゴールドメダリスト)が1着でフィニッシュする中、ラトビアやポーランドの選手は周回できず乱戦、そんな中風雅選手は2着で勝ち進みました。しかし続く準決勝では接戦惜しく3着に。その後気合を入れ直し挑んだ敗者復活戦もあえなく敗退しました。ドローンカメラからの映像が激しく乱れたり、自身の機体が燃えるといったアクシデントに見舞われた今大会も結果としては6位と大健闘を果たしました。こうしてワールドゲームズ2022での風雅選手の熱い挑戦が終わりました。また同じく日本代表の齋藤三佳選手も本戦1回戦を見事突破するも2回戦で惜しくも敗退、初めての世界大会への挑戦は24位という成績となりました。

 日本代表として果敢に戦った彼らにとって今大会はかけがえのない経験に、また国内のドローンレーサーにとっては日本のレベルが世界にも通じることを感じられるレースになりました。アラバマでの熱き戦いを終え、無事帰国を果たした全ての日本選手団に今一度エールを贈りたい。

各国代表の女性選手。老若男女や障がい者が同一条件で競えるのもドローンレースの魅力の一つ。
競技を終え、お互いを讃えあう上関風雅選手と齋藤三佳選手

■上関風雅選手のコメント

 この度はたくさんの方々から温かいご声援を頂き、誠にありがとうございました。ワールドゲームズの4人でのレースは、いつもの3人でのレース(日本では3人同時対戦がメジャー)と違って新鮮で面白かったです。また他の国の選手たちと色々交流できたことは(自分にとって)貴重な体験でした。あと今回メンタルコーチとしてアメリカまで一緒に来てくれた中川さんにはすごく救われました。とても感謝しています。これからもドローンレース頑張っていきますので応援よろしくお願いします!

■上関竜矢監督のコメント

 ワールドゲームズ2022、風雅選手の結果は6位でした。ドローンレース国際大会「FAI World Drone Racing Championship 2019」(2020および2021はコロナ禍で中止)での記録は、111名中27位(ジュニア44名中14位)でしたので、今回大きく躍進できたことを嬉しく思います。この2年間の弛まぬ、そしてあくなき挑戦の結果が日本のドローンレーサーを世界のトップランカーにまで押し上げたのだと今回確信しました。
 そしてこれまでホビーの延長として扱われてきたドローンレースが、この度ワールドゲームズの正式種目として選ばれたことで、スポーツ庁や各種教育機関等に正式競技として認められ「ようやくここまで来れた」という思いでいっぱいです。これまでドローンレースを題材に青少年の育成を続けてきた「JAPRADAR®︎」の教育が一つカタチとなりました。今後も日本の若い力がさらに開花・成長できるよう監督として力を注いでいきたいと思います。
 この度は上関風雅選手に対しドローン業界に関わらず、たいへん多くの方々よりご声援を頂きましたこと、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。今後とも若きドローンレーサーへのご声援をよろしくお願いします。

■Special thanks
日本から開催地バーミングハム市にまで自費で応援に駆けつけくれたCLUB JAPRADARメンバーHajime magic氏。彼のYoutubeチャンネルでは、今大会の現地でのリアルな体験や会場の盛り上がりなどのオフショット動画が公開されています。

■国際スポーツ大会概要
The World Games 2022 Birmingham,USA
主催:国際ワールドゲームズ協会(IWGA)
 ※IWGAはIOC(国際オリンピック委員会)によって承認された非営利団体。
会期:2022年7月7日(金)〜2022年7月17日(日)
日本選手結果一覧:https://www.jwga.jp/competitions/birmingham/result.html
公式ページ(海外サイト):https://twg2022.com